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インフルエンサーマーケティングは終わる?

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昨今、インフルエンサーマーケティングがかなり浸透してきていると言っても過言ではありません。インフルエンサーマーケティングの重要性が様々なマーケターに認知され、実際に実施している企業も日々増えています。最近ではYoutuberのキャスティング事業を行なっているUUUMの上場が承認され、インフルエンサーマーケティング業界が一段と盛り上がっている印象があります。盛り上がりを見せている一方で、以下のような考えを持っている人がいるのではないでしょうか。

 

インフルエンサーマーケティングは近々終わる

 

上記に答えるには、先ずインフルエンサーマーケティングの歴史を遡る必要があります。なぜならインフルエンサーマーケティング自体は、長い間存在しているマーケティング手法で、新しい手法ではないからです。

 

そもそもインフルエンサーとは何か?

 

インフルエンサーとは、簡単に言えば、消費者の購買意思決定に「影響」を与えることが出来る人のことを指します。インフルエンサーの力を借りて、商品の認知度拡大や消費者の意思決定に影響を与えるのがインフルエンサーマーケティングの目的です。インフルエンサーによって影響力の大小があり、影響力が高い人程、ビジネス面で重宝されます。

そんな中、インフルエンサーはいつから世の中で活躍を始めたのでしょうか。

ビジネスに応用できる程大きな影響力を持つ人々が誕生したのは、テレビが登場してからです。テレビが誕生した事によって、一個人が多数の人々に発信できる時代が訪れました。芸能人を起用した商品やサービスの紙面でのPR・テレビでのCMなどは、まさしくインフルエンサーマーケティングそのもである。

例としては、「シャネルNo.5」という香水の事例が挙げられます。果たして依頼を受けて行なったのかは定かではないですが、マリリンモンローが「寝る時に身にまとうのはシャネルNo.5」とインタビューに答え、シャネルNo.5の人気が爆発的に広がった事例があります。他にも、「エア・ジョーダン」の人気を爆発的に広げたマイケルジョーダンなど、芸能人を活用したプロモーションは多数あり、インフルエンサーマーケティング自体は古くから存在している手法となります。

 

インターネット時代の到来

 

テレビが登場したことで、影響力を持つ個人が現れました。しかし、影響力を持つ個人とは、厳しい芸能界で独自のポジションを築くことができた「芸能人」でした。しかしインターネットが登場したことで、この構図に変化が生じました。

 

インターネット上で不特定多数の人々に発信を行い、大きな支持を得る人々が現れ始めたのです。「ブロガー」といわれる人々が現れました。

 

ブログという媒体を通して、一個人が多くの人に情報を発信することができる環境が登場しました。そんな発信者(ブロガー)の中から、多くの支持を得る者が登場し、ビジネス的な価値が生まれ、企業のPR活動に関わるような人物が出てきました。一個人のブログを通して行われているマーケティングは、今では一般的なものとなっていますが、一時はかなり革新的なマーケティング手法として扱われていました。

 

SNSとスマホ時代の到来

 

そして現代になり、スマホが普及した事で、大多数の人がインターネットに繋がる時代が訪れました。スマホの普及と同時にSNSを活用する人も飛躍的に増え、個人が発言をし、その発言を聞く人達が集まるプラットフォームがどんどん広まっていきました。このトレンドが、一般人の中から発信力を持つ人をより増加することに繋がりました。

 

発信力がある人が増えただけではなく、発信の仕方にも多様性が生まれ始めました。主に写真でコミュニケーションを行うInstagram、140文字の制限でコミュニケーションを行うTwitter、他にはSNSではないが動画配信プラットフォームのYoutubeなど、様々な発信方法が存在しています。発信内容に関しても、ファッション、コスメ、ゲームなど、様々なジャンルに特化して発信を行うユーザーが現れました。

 

多様化された影響力を持つ者の存在によって、有名人の起用だけでなく、自社の商品やサービスに合った人を、企業は様々なフィールドから選べるようになりました。

 

インフルエンサーマーケティングが終わるのではなく、手法やプラットフォームが代わる

 

さて、だいぶ長くなってしまいましたが、本題の「インフルエンサーマーケティングは終わるのか?」という議題について述べたいと思います。

 

端的に言うと、「なくなりません」

 

上記でも説明してきましたが、インフルエンサーマーケティングとは、いつの時代においても影響力のある人とコラボして、PRをする手法になります。これは、雑誌、テレビ、ブログ、Instagram、Twitter、Youtubeなどといった媒体を通して昔から行われている手法になります。

 

現在、最も一般的なインフルエンサーを起用したPR手法として、インフルエンサーに商品のレビューを行ってもらうというものがあります。現在は、この方法で効果を出せている企業は多く、効果が出ている以上は続く可能性が高くあります。しかし、移り変わりが早い昨今、この方法では効果が出にくくなる時が来るかもしれません。その時はインフルエンサーマーケティングが終わるのではなく、インフルエンサーを活用した別の手法が考案されるのだろうと思います。

 

他には、現状流行っているSNSの人気が落ちてしまう可能性もあります。過去に流行っていたMixiにも終わりが来たように、InstagramやTwitterが一生続く保証はありません。しかし、これらのプラットフォームに終わりが来た時は、別のプラットフォームが盛り上がり、また新しいプラットフォームで影響力のある人は生まれるのでしょう。

 

現状、良くも悪くもインフルエンサーマーケティングがHOTなワードとして認知されており、多くのインフルエンサーが登場しております。そんな中、本当に影響力のある人、そうでない人が区別されるようになり、将来的に企業と関係構築を続けられる人は限られていくでしょう。

 

現状では、フォロワー数に応じて報酬が変動するのが主流となっており、フォロワーを購入する者も出てきています。以前の記事にも、フォロワーは決してファンではないと記載した記事がありますが、フォロワー数だけを見るのではなく、本当に影響力のある人、また本当に自社のブランドイメージにあった人を普段の投稿を見て判断することをオススメします。

 

影響力を持つ人がいなくならない限り、インフルエンサーマーケティングはなくならないでしょう。なくなる可能性があるのは効果の出ない手法や、プラットフォーム(媒体)です。しかし、新しいプラットフォームや手法が生まれるのもまた事実です。

 

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